夏本番!ダイエット脳をつくってサクッと痩せる方法とは?【後編】

前の項では、自分を愛することができないのは、親との関係に原因があると書きました。
なんとなく親のことが嫌い、なんとなく親に感謝しないといけないとわかっているにもかかわらず、親に感謝できず、なんかそういう自分が嫌だ、というようなモヤモヤしたものを言語化できるようになれば、自分を愛することのできるスタート地点に立てるということです。

さて、では親との関係を言語化するにはどうすればいいのでしょうか?
これについても答えはとても簡単です。親と自分との関係を友達に語ればいいのです。

例えば、親のことが嫌いな人は「あの時、親が私に〇〇してくれなかったから許せない」とか、そういう考えをいくつも持っていると思います。それをすべて友達に語るのです。
すると友達は、自分の意見を言ってくるでしょう。「〇〇してくれなかったといっても、私も親に〇〇してもらってないよ。でも別に、親のことがそんなに嫌いじゃないよ」などと――。

あなたとはまったく違う意見を言ってくれる友達がいればラッキーです。
つまり、あなたとあなたの親の関係という閉鎖的なことについて、まったくの第三者からまったく新しい視点で意見をもらうのです。そうすることによって、あなたとあなたの親との関係を、あなたは新しい視点で捉え直すようになります。

すると、どうなるかと言えば、例えば、「あの時、親が〇〇してくれなかったというのは、いわば普通のことであり、そこまで親のことを憎むことでもないのかな?」というふうな疑問がわいてきます。
そういった疑問がたくさん出てくれば、とてもラッキーです。
あなたとあなたの親の関係を、あなたはひとりでに頭の中で再構築し始めることができるからです。

再構築し始められたことは、頭の中で常に考えてしまいしまいますから、やがて親との関係を言語化することができるようになります。
その結果、「私の親は××という性格で、その性格を私は認めたり許したりすることができないけど、しかし、私の親はそういう人なのだからまあ仕方ないだろう」くらいのところに考えが落ち着いたりします。

そうなれば、あなたは自分を愛することのできる自分に一歩近づいたと言えます。
何歩も近づいたとき、あなたの脳はダイエットになっているでしょう。
夏本番に向けて、ダイエット脳を作って、自分で納得できる水着姿を目指してみませんか?

2023年8月15日