冷え性の原因と対策とは?

冷え性の原因は様々あると言われていますが、生活に密着した主な原因は以下の2つです。1つは、ストレスや不規則な生活などがもたらす自律神経の機能の低下です。2つ目は、女性は男性に比べて熱を作る筋肉量が少ないということです。
冷え性
私たちの体は、筋肉が動くことによって熱を生み出しますが、女性はその筋肉量が男性に比べて少ないのです。
一般的に、女性は皮下脂肪が多いから寒さに強いなどと言われます。それは正解ではありますが、脂肪は温まりにくいという性質があるため、どうしても女性は冷え性になりがちなのです。

さて、ではどのようにすれば冷え性は改善されるのでしょうか?
簡単に言えば、体の内側を温め、血行を促すこと。そして自律神経をうまく働かせること。この2つのことをやってあげれば冷え性は改善されると言われています。

体の内側を温めるのは比較的簡単で、温かいものを摂取すればいいのです。たとえば、お水ではなく温かいお茶やスープを飲むとか。そういったことは誰もが即座に思いつくことでしょう。

女性にとって盲点なのはお肉です。ダイエットを気にしてお肉を食べない女性もいるかと思いますが、肉に含まれるタンパク質は熱の源となる筋肉を作ります。したがって、お肉を食べなさすぎると熱が作られず、結果、冷え性になってしまいます。
また、ビタミンEは末梢の血管を広げ、血液の循環を良くする働きがあるとされています。ビタミンEはアボガドやアーモンドなどに多く含まれているそうです。
モコモコの靴下を履いたり、ヒートテックを身につけたりして、皆さん冷え性対策をしていらっしゃると思いますが、自律神経と食生活という視点から冷え性対策をなさってみてはいかがでしょうか?

2023年12月29日