「セックスは美容にいい」は本当か?

「セックスは美容にいい」と言われていますが、そこには科学的根拠はないそうです。
しかし、なんらかの因果関係はありそうな気がしますよね。
今回は心理学の方面から、セックスは美容にいいのか、悪いのかについて解説したいと思います

心理学の方面から見れば答えは1つ。「セックスは美容にいい」です。

心理学は生物学ではないので、〇〇というホルモンが影響しているからセックスは美容にという説明はしません。

では、どういった説明をするのか?

1つには、相手に受け入れられているという気持ちが心理的にプラスに作用すると言えます。

たとえ行為の最中だけであったとしても、男性は「女性に受け入れられている」という満足感を得ます。女性は、物理的には、男性を受け入れているわけですが、心理的には男女共に「相手に自分のことを受け入れてもらっている」と思っています。
そのことが心理的にプラスに作用します。

2つ目は、人肌の温もりというのはなぜかしらねど、私たちのメンタルの調子にとても大きな影響を与えるということです。

性行為に限らず、単に手を繋ぐだけとか、体を密着させるだけであっても、私たちはなぜか安心します。人肌の温もりを交換し合っているから安心するわけですが、それがなぜなのかはよくわかりません。ともかく安心するのです。

3つ目は、「じつはやりたくて仕方のなかったことが実現できたこと」によって深く安心し、そのことによって自己肯定感が高まる。だからセックスは美容にいいというものです。

つまり、自己肯定感が高まると、それは心身の美容にプラスの効果をもたらすということです。

このことは誰でもがちょっと考えたら分かるのではないかと思います。

自己肯定感が低く、なんかさみしい、なんか死にたい、と思っているうちは、お肌の調子も良くなく、肌色もくすんで見えます。

しかし、「私はいける」「私は自分がやりたいことを自分の力で実現するだけの力のある女性だ」と思った途端、なぜかやる気が湧いてきて、自己肯定感が高くなり、肌艶が良くなり(肌艶が良くならないまでも、化粧のノリが良くなり)といったことを、おそらく皆さん経験したことがあるでしょう。

つまり、心理学の方面から見ると、セックスは美容にいいのです。

2024年3月20日