ちゃんと眠れてる? 5月病ならぬ「6月病」対策とは?

5月病という言葉は、皆さんよく耳にすると思いますが、近頃では、6月病という言葉もあるそうです。
新年度がスタートした4月から夢中で過ごし、2か月ほど経った6月になって、心身に不調を感じる。これが6月病だそうです。

睡眠

5月のうちに心身の不調をどうにかしていれば回復が早いものの、6月になると、5月病をこじらせた状態になるので鬱になりやすいと言われています。

その6月病の原因は「真面目さ」にあると専門家は指摘します。
「もっと頑張らないといけない」と、自分で自分に厳しくし続けた結果、心と体が悲鳴をあげる。これが6月病なんだそうです。

6月病の症状としては、いつもよりイライラする。会社に行きたくないと考える。眠れない。相手は普通のこと喋っているのになんだか悪口を言われているような気がする。会社支給のスマホを手放せない。食欲がない。などといったものだそうです。

6月病の対策としては、まず睡眠をとること。できれば、がっつり8時間ほど寝て、心身ともにリセットする。
もちろん、睡眠と食事と運動はセットですから、バランスの良い食事を摂って、適度な運動をするということも有効です。

また、安心できる人と話すことも有効だと言われています。
安心できる人は、自分のホームグラウンドのようなものですから、ホームグラウンドでほっとするというのが非常に心身にとって有効、と言われています。

また、「やらないこと」を決めるという方法もあります。
4月から5月にかけて、あれもこれもやってきた人が多いと思います。周りから「いい人」に見られたいために無理をして、あれもこれも背負ってきた。そういう人は、「私はこれとこれはやらない」という「やらないリスト」を決めることによって6月病から救われることがあります。

これもやらない、あれもやらない、と決めたところで、実際には、周囲の人は「この人は頑固だ。変わり者だ」とは思わないものです。「あ、この人はそういう人なのね」くらいの反応しか示さないので、堂々と「私は〇〇はやりません」というのを決めてしまえばいいです。

2023年6月5日