緊張したら汗がすごくて恥ずかしいです・・・・

わたしたちの汗には2種類あるとされています。ひとつは、暑いときや運動したときに出る「温熱性発汗」。今ひとつは緊張したときなどに出てくる汗。これは「緊張汗」とか「精神性発汗」と呼ばれています。

精神性発汗は文字どおり精神的な変化に応じて出る汗のことです。経験がある方には釈迦に説法ですが、手のひらや足のうら、ワキなどの限られた部位で発汗が起こります。
ではなぜ、緊張したら身体の特定の部位から汗が出てくるのか?
この問いに対しては、いまだにこれといった答えがないそうです。こんなにも医学が進歩した2020年代においても、医学的な答えがないのだそうです。
ただ、よく言われる説として、ヒトがサルのように木の上で生活していたときのなごりで、獲物をとらえたり、敵から逃げたりするときに、手足がすべらないように湿り気を与える役割を果たしており、その機能がいまだにわたしたちの身体に備わっている、という説があります。
たしかに、獲物をしとめる直前って緊張しますよね? たとえば、プレゼンの直前とか、告白する直前とか。そういうときに、「手足がすべらないように湿り気を与える役割」がいまだに残っているところで、その機能をわたしたちはすでに使わないのですが、それでも、なぜか、残っているということです。

精神性発汗の原因がわかっていないので、対処法もごく一般的なものしかありません。出てくる汗は防ぎようがないので、汗を出さない方法というのは無論ないのですが、出てきた汗に関しては、こまめにぬぐう、汗をかきやすい場所に制汗剤をつける、といったありふれた対処法です。ほかにはグレーの下着を身につけないという対処法もあります。グレーはほかの色に比べ、汗シミを目立たせるからです。

2022年6月20日